鰆の山椒焼きキャベツのピューレ添え
今回も「食戟のソーマ」に登場した料理の再現レシピです。
この料理、どんな味なんだろうと気になってたんです。
ん?ピューレ?何の?
原作ではキャベツのピューレの意外性に創真も驚いてます。
さっそく作ってみましょう。
材料(2人前)
鰆の切り身 2切れ(冷凍ものはパサつくので生の切り身が良いです)
キャベツ 200g(外側の葉4枚くらいで良いです)
バター 大さじ1
生クリーム 大さじ2(牛乳で代用しても良いです)
コンソメスープの素 小さじ2分の1
酒 大さじ2
みりん 大さじ2
しょうゆ 大さじ2
粉山椒 少々
木の芽 2本
このほかに、付け合せにキャベツの葉1枚くらいを添えましょう。
粉山椒は、スパイスコーナーでたまに見かけます。
が、、、以前ウナギを食べたときについてた山椒の袋がありました。ラッキー♪
私はこれを1袋使いました。
粉末にしてしまったスパイスは早く香りが飛びダメになります。
(湯気が立ってる料理に直接ふりかけたら、特に湿気でダメになります)
瓶の粉末スパイスは速めに使い切りましょう。
粉の山椒を香り付けに使うので、生の木の芽(山椒の若葉)は要らない気がします。
でも、原作のように、いかにも和食という雰囲気にするために使いました。
付け合せの準備
キャベツの葉1枚分くらいを角切りにします。
角切りキャベツをビニール袋に入れて軽く塩を振って手で揉んでおきます。
あれば、塩麹で味付けした塩麹キャベツのほうが美味しいのですが、今回は塩で作ります。
キャベツのピューレを作る
大き目の鍋などでたっぷりとお湯を沸かします。
それでキャベツの葉を5分くらい茹でます。
茹でたキャベツの葉はお湯を切って、ミキサーに入れます。
キャベツの葉が熱いうちにバターをいれて溶かしつつ、コンソメスープの素と牛乳も入れて・・・
ミキサーで良く混ぜましょう。
写真のように滑らかになるまで混ぜます。
鰆の山椒焼きを作る
鰆の身に軽く塩を振りかけて、油をひいたフライパンに皮目を下にして入れて焼いていきます。
写真のようにヘラなどで支えて、皮だけをフライパンに密着させて、皮をしっかり焼きましょう。
強めの火で良いので、皮に焦げ目がついてくるまで焼きます。
皮は強火でカリっと、身は弱火で軽く火を通してしっとりとした焼き上がりを目指します。
焦げすぎないように弱火にして、両面とも軽く焼きます。
しょうゆ、酒、みりんを入れて軽く沸騰させつつ、スプーンなどですくって鰆の身にかけます。
汁気が少なくなってきたら完成。
ですが、照り焼きのように濃い味になる前に火を止めたほうが良いと思います。
(これが大正解でした。薄めの味で良いと思います。)
焼きあがったら、山椒の粉を皮のほうに振り掛けましょう。
お皿に、つけあわせのキャベツを置いて、手前にキャベツのピューレを流し、ピューレの上に鰆を置いて完成!
仕上げに木の芽を乗せました。
これは・・・予想外に美味しい・・・
ふっくらした鰆の上品な身にやさしい甘さのキャベツのピューレが合っていて、とても上品な優しい美味しさです。
単純に味が良いというより、優しい甘みや、山椒の香りに包まれた鰆の身が、とても上質な感じに仕上がっています。
やられた・・・
やられたよ・・・
まさか、
あんな格好の男から、これほど上品な料理が出てくるなんて!
食戟のソーマに出てくる料理は、作ってみると美味しいものばかりでビックリです。