鮎の塩焼き たで酢ソース
江戸時代までのお刺身は醤油ではなく、酢や酢味噌、梅酢など色んな調味料が使われていたと聞いて「たで酢」というものを買ってみたんです。
「たで食う虫も好き好き」(タデなんてまずいものを食べる虫もいるくらい、食べ物の好みは様々)ということわざのタデという植物を使った酢らしいです。
正直、あまり美味しいとは思えなかったのですが、鮎料理には合うと言われているので、風味をマイルドにしたソースとして使ってみました。
材料(6人分)
鮎 6匹
卵 1個
アーモンド 4粒
三つ葉 1束
アスパラガス 1束
たで酢 大さじ2杯
オリーブオイル 大さじ2杯
鮎は、泳いでいるかのような姿で焼きあがるように、曲げながら串に刺していきます。
写真のように鮎の顔を左に曲げた状態で、口から串を入れてエラから抜き、曲げたまま胴に刺しています。
尾のほうは、写真のように逆に右へ曲げながら串を通していきます。
内臓を破らないように、中骨より上側に串を通しましょう。
アーモンド4粒ほどを・・・
細かく微塵切りにして・・・
卵は、卵黄と卵白に分けておきます。
卵白は泡立てておきます。
泳いでるかのような、曲がった姿勢で鮎を串に刺したら、全体的に卵白を塗り塩と細かくしたアーモンドを振りかけます。
220度に予熱したオーブンで20分焼きます。
卵黄を混ぜながらオリーブオイルを加えていきます。
たで酢も入れてよく混ぜます。
これでたで酢ソースは完成です。
アスパラガスは、一口サイズに斜めにそぎ切りしたら、1分くらい塩ゆでします。
茹でたアスパラガスはお湯を切って、冷水で洗って冷ましましょう。
軽くドレッシングであえて、味付けします。
三つ葉は、根元を切り落とし、多めのお湯をかけて湯通しし、すぐに水で冷まします。
お皿に盛り付け、塩とたで酢ソースを添えて完成!
泳いでるような感じに盛り付けましょう。