昔、チワワ(っぽい雑種)にゆで卵をあげたら、黄身だけを綺麗に食べて、白身だけが残ってました。
白身だけは丹念に舐めただけで、綺麗にピカピカな状態で残ってるんです。
あまりに贅沢な食べっぷりに「オマエ、どこの貴族様だYO」とツッコミを入れそうになりました。
白身を美味しく食べられる目玉焼きの作り方を考えたのがこのレシピです。
材料(4つ分)
パン 2つ(ハンバーガーのバンズくらいの大きさのもの)
卵 4つ
ベーコンかハム 40gくらい
ハーブソルト 少々(塩とミックススパイス等でも良いです)
コショウ 少々(あれば、ホワイトペッパーのほうが綺麗です)
バター 少々
目玉焼き用のリングなどの型も必要です。
ソースはマヨネーズや、マヨネーズとケチャップを混ぜたものなどが合います。
スーパーではまとまったサイズでハーブ塩が売ってます。
少量ならば100円ショップにもハーブソルトがありました。
卵は卵黄と卵白に分けておきましょう。
卵黄だけスプーンに載せておいても良いです。
写真では、シワシワにしたキッチンペーパーの上に、卵の殻ごと黄身を載せています。
卵の殻から白身だけ落とすと、白身と黄身を分けることができます。
卵白にはハーブソルトとコショウを振って、軽く混ぜます。
コショウはホワイトペッパーのほうが綺麗になると思います。
ベーコンは小さめに切っておきます。
パンは上下に2つに切り分けておきます。
(ハンバーガーみたいですね)
写真では、くるみパンを使っています。
バターを薄くひいたフライパンでパンを焼きましょう。
軽く両面とも焼いて、フライパンから取り出します。
目玉焼きリングなどの型をフライパンに置いて、中に小さじ1杯くらいのバターを入れます。
(リングの内側にバターを塗っておくと、リングを外しやすいです)
リングとフライパンの間に隙間が無いことを確認しましょう。
隙間から卵が流れ出るのを防ぐには、多めのバターを流して温度を高めにしておくと、流れ出す前に白身がすぐに固まります。
リングの内側に白身を流し、外側にベーコンを並べましょう。
写真では一度に2つ分づつ焼いていますが、初めて焼く方はひとつづつ焼いたほうが失敗しにくいと思います。
強火でカリっと焼いても美味しいのですが、かなり素早く作らないとベーコンが焦げたり大変なので、初めて作る時は弱火で作るほうが良いです。
半分以上白身が固まってきたら、ベーコンと卵黄を乗せましょう。
白身の大きく膨らんだ部分は箸で突いて潰しましょう。
白身の真ん中を崩して穴を開けておくと、黄身を真ん中に載せやすいです。
火を強火にして、大さじ1杯ぶんくらいの水を周りにかけ・・・
蓋をして1分くらいで火を止めます。
そのまま2分くらい放置して蒸らしましょう。
その間にマヨネーズとトマトケチャップを混ぜてソースを作っても良いです。
少し牛乳を混ぜても流しやすいソースになります。
パンの上に目玉焼きを載せて完成!
マヨネーズか、マヨネーズとケチャップを混ぜたソースをかけましょう。
半熟の黄身をパンと白身につけて食べるのがとても美味しいです。
黄身だけでも濃厚なソースですね。
最後に火を止めて休ませておいたので、半熟に固まった黄身の部分も残っています。
火を止めてすぐにお皿に取り出すと、黄身のほとんど全てがソースのように流れ出ます。
これもパンにつけると濃厚で美味しいので、お好みで半熟加減を調整してみてください。
食パンをリングで抜いて作っても良いです。
残った耳の部分は小さくちぎってリングに詰めて焼いても良いです。
でもリングを抜いたとたんにバラバラになるので、少量の白身をつなぎに使う必要があり、作るのは難しくなります。
(食べるときにはナイフで簡単に切り分けやすくなりますが)
この作り方で目玉焼きだけを作っても、とても美味しい目玉焼きができると思います。
いままで食べたどの目玉焼きよりも美味しいです。