豚肉の白ワイン煮込み
豚肉の角煮のフレンチ版です。
鶏肉で作ってもおいしいですし、最後にトマトピューレをたくさん入れたらトマト煮込みになります。
ばら肉を使うとトロトロでおいしい角煮になりますが、
今回は脂身の少ないヒレ肉を使いました。
写真のように繊維にそってほぐれるような仕上がりになります。
使う部位によって全然違う料理になりますね。
材料(2皿分)
豚肉かたまり 200g
白ワイン 400mlくらい
トマトペースト 大さじ1杯程度
コンソメスープの素 大さじ1杯程度
ニンニク 1辺
小麦粉 少々
八角(あれば) 1~2個
八角(スターアニス)の独特なにおいが嫌いな方は、八角は使わずにコショウなどを使うと良いと思います。
トマトペーストは小分けされているものが便利です。
より水気が多いトマトピューレや、さらに水気が多いトマトジュースでも良いと思います。
お好みのとろみがつくまで煮詰めて使えば、どれを使っても良いです。
材料がくっつきにくいテフロン加工などの鍋が調理しやすいです。
「男は黙って鉄鍋だぜ」とか言っちゃうような人は、焦げ付かないように気を付けてください。
豚肉をかたまりのまま白ワインに漬け込みます。
ビニール袋などをつかうと少ない量のワインで漬け込めます。
このまま、冷蔵庫で1~2日寝かせましょう。
1~2日程度白ワインに浸けておいた豚肉は、軽く水気をふき取って、小麦粉をまぶします。
白ワインも煮込みに使うので、捨てずにとっておきましょう。
ニンニクはみじん切りにしておきます。
フライパンなどに少し油をひいて、ニンニクを炒めます。
軽くきつね色になり始めたらOKです。
豚肉かたまりが入る範囲で、一番小さめの鍋を使えば、少ないワインでも煮込むことができます。
軽く豚肉の表面を焼きます。
それぞれの面に焼き色がつく程度に強火で焼きましょう。
焦げ目が鍋肌についてしまっても、後からこそげとってソースに使う調理方法もあります。
でも真っ黒になるほど焦げるなら、火が強すぎるのでいったん鍋を火から外して火を小さくしましょう。
白ワインを注いで、コンソメスープの素と八角を入れて、煮込みましょう。
沸騰してきたら弱火にします。
できるだけ弱火で長時間煮込みましょう。
できるだけ弱火にして1時間30分~2時間くらい煮込みましょう。
たまに様子を見て、煮詰まってしまいそうなときは白ワインを足します。
仕上げにトマトピューレを入れて強火で煮詰めましょう。
もしも、なべ底に豚肉がくっついてしまった部分があれば、こそげとって一緒に煮込みます。
少し火を強くして15分~30分くらい煮込んで、写真のように煮詰まってきたら完成です。
ひとり分ずつ切り分けましょう。
鍋に残った煮汁は、ソースとして使えます。
お皿に盛って完成!
プランターからイタリアンパセリをちぎって乗せてみました。