毛皮を着たニシン
(セリョートカ・バト・シューバ)
なんだか怪しいケーキに見える、ちょっと変わったロシアのサラダです。
ソビエト時代に手に入るもので豪華に見えるものを作ろうとしてできた料理らしいです。
家庭料理なのでレシピも様々ですが、主にジャガイモ、ニシン、ビーツを層にして重ねるサラダみたいです。
ポテトサラダみたいな感じですが、結構おいしいです。
ニシンがあまり売ってないので締め鯖で代用して作りました。
材料(2人分)
生の鯖 半身で1枚分くらい
酢 大さじ3杯くらい
砂糖 大さじ1杯くらい
ジャガイモ 2個
ビーツ 缶詰の3分の1くらい
タマネギ 4分の1個
(あれば新タマネギが良いです)
マヨネーズ 大さじ2杯分くらい
この他にも卵やハムなど、ポテトサラダに合いそうなものを使ってもいいと思います。
ビーツはこんな缶詰のものが売ってあります。
輸入食材のコーナーで買うか、通販で買わないと、あまり見かけません。
生のビーツを使う場合は、皮をむいて10分くらい茹でたものを使いましょう。
酢に砂糖を入れて混ぜ、それに鯖の身を漬けて、冷蔵庫で半日=1晩くらい寝かせましょう。
タマネギはみじん切りにします。
タマネギは水にさらしておきます。(辛みが抜けます。)
ジャガイモは適当な大きさに切って・・・
10分くらい茹でましょう。
茹でたジャガイモは水に漬けて余熱を取ったら、皮を外しましょう。
ジャガイモを潰して、マヨネーズと、みじん切りにしたタマネギを混ぜましょう。
ビーツはすりおろすか、ミキサーで混ぜておきましょう。
怪しい赤いペーストになりました。
酢で締めておいたサバをみじん切りにします。
セルクル型などの容器の内側に油を塗って、一番下にサバのみじん切りを詰めて・・・
型が無い場合はお椀などを使っても良いです。
また、牛乳パックをハサミで切って、丸くまいてテープで固定して型を作ってもいいです。
最初からお皿の上に作ると盛り付けで持ち上げなくて良いので楽チンです。
その上に潰して混ぜておいたジャガイモを詰めて・・・
一番上にペースト状にしておいたビーツを敷き詰めます。
型を外して完成!
サラダに見えないけど、いちおうサラダです。
お椀を使って作ってみる場合
基本的には上の作り方と同じですが、お椀の内側に油を塗って、ジャガイモとみじん切りのサバを詰めて・・・
お皿にひっくり返して出します。
その上にペースト状のビーツを塗ります。
マヨネーズをかけて完成!