クロメスキ
一口サイズの洋風のコロッケです。
ところで、日本ではコロッケのルーツはフランスのクロケット(コロッケ)が知られていますが、イタリアにもアランチーニ(ライスコロッケ)があるし、発祥は地中海周辺でしょうか?
もともとローマ時代の料理に、具材をソースや卵でつないで、クレープや網油で包んで揚げる料理があったそうなので、もしかしたらルーツを辿ると古代ローマまで行き着いたとしたら凄いですね。
最初に考えた人は凄いと思います。
材料(ひとくちサイズ20個分くらい)
牛肉 150g
生ハム 大きめのもの20枚
タマネギ 半分
デミグラスソース 70g
コンソメスープの素 小さじ1杯
粉ゼラチン 12g
卵 2個
小麦 適量
パン粉(細めが良い) 適量
コロッケの中の材料はお好きなもので良いのですが、今回はビーフシチュー風に作ってあります。
牛肉は小さく切りましょう。(コーンの粒くらいの大きさ)
玉ねぎも1cm角くらいの大きさに切ります。
フライパンに油をひいて、弱火でタマネギを炒めます。
透き通った感じの色になるまで炒めます。
牛肉も入れて炒めましょう。
牛肉に火が通ってきたら・・・
コップ1杯分のお湯(または水)を足します。
水を足したら、沸騰するまでは強火にしましょう。
弱火で10分くらい煮込みましょう。
コンソメスープの素を入れて、デミグラスソースも入れましょう。
粉ゼラチンを加えてよく混ぜたら火を止めます。
器に入れて、しばらく冷まして粗熱が取れてきたら、冷蔵庫へ入れて冷やし固めましょう。
製氷皿を使ってもいいかもしれません。
製氷皿を使った場合は、取り出しにくいと思うので、いっそ凍らせてしまって、氷を取り出すのと同じように取り出しましょう。
冷やし固めたら一口大に切り分けましょう。
ひとつずつ生ハムでくるみます。
揚げたときに中のシチューが衣の外に出てこないようにきちんと包みましょう。
小麦粉を薄くまぶして・・・
溶き卵を絡めて・・・
パン粉をまぶしましょう。
さらにもう一度溶き卵を絡めて・・・
もう一度パン粉をまぶします。
厚めに衣をつけておくのがコツです。
薄い部分があると、そこが破れて中の具が流れ出てしまうかもしれません。
しっかり厚めにつけましょう。
170度くらいの油で5分くらい揚げましょう。
パン粉を落としたら、少し沈んですぐに浮いてくるくらいの温度です。
沈んだままなら温度が低いですし、沈まずに浮いたまま泡を出したら温度が高いです。
温度が高くなりすぎても衣が破裂しやすいので、温度が上がりすぎないように注意しましょう。
とろーりシチューが入った、ひとくちコロッケ完成!