鮭の種類もたくさんありますけど、どの鮭が何の料理に向いているか、ちょっとまとめてみました。
この3種類の分類で大体はOK
いろんな種類がありますが、大体は次の3種類だけ覚えておけば大丈夫です。
【キングサーモン】
脂がのっていて、焼くとジューシーで美味しいです。握りにしてもトロのように美味。
【名前にトラウトやマスがつくもの】
赤身が弱く、味も淡白なものが多いです。ほとんど白身魚と同じです。刺身などにしてもクセがありません。
【そのほかの鮭】
赤色が濃いものほど鮭の味が濃く、おいしいと言われています。
あと、ノルウェー産は冷凍せずに空輸しているものがほとんどなので、生で食べるときはノルウェー産が良いです。
スーパーでよく売られている種類
いろんな種類の鮭が売ってあります。それぞれバター焼きにしてみました。
マス(トラウト)の種類は焼くと白っぽくなるので、鮮やかな色の料理を使いたいときには鮭(サーモン)を選んだほうがいいです。
【キングサーモン】
大きめで脂がのっていて、焼くとジューシーで美味しいです。
見るからに細かく脂がのってピンク色をしています。
ソテーやムニエルに向いていて、酸味のあるソースと合います。
寿司ネタにしてもトロのように濃厚です。
【トラウト(別名=サーモントラウト、トラウトサーモン)】
あっさりした味です。コンビニの鮭のおにぎりやますの寿司に使われています。
刺身や寿司ネタ、マリネなど生食にも向いてますが、クセがないので焼き鮭や煮込み料理など幅広く使えます。
【銀鮭】
身はオレンジ色がかっています。白鮭、紅鮭と同じように、切り身でよく見かける鮭です。
煮込み料理や焼き鮭など幅広い料理に使えます。
【白鮭(スーパーでの別名=時鮭、秋鮭)】
身の赤色が薄く、油が少なめでさっぱりしています。
煮込み料理や焼き鮭など幅広い料理に使えます。
スーパーなどで切り身として一番多く売ってある種類の鮭です。
【紅鮭】
赤みが強く鮭の味が濃いです。
煮込み料理や焼き鮭など幅広い料理に使えます。
いろんな鮭の料理
焼いてもおいしい、煮込み料理もできる、刺身にマリネ、寿司ネタなど生でもOK。
幅広く料理に使える鮭のレシピを載せてみました。
生食はできるの?
養殖ものは安全で生食できますが、海で獲れた鮭は寄生虫の危険があり、生食できないようです。
スーパーの刺身用のサーモンを買えば生食では安心ですね。
塩鮭の甘塩と辛塩の違いは?
処理したときの塩水の塩分濃度の違いです。甘塩は4%、中塩は7%、辛塩は11%。
塩抜きするときのコツは?
鮭を水につけるときに、みりん、料理酒も少しだけ入れるとおいしくなります。
サケ(サーモン)とマス(トラウト)の違いは?
鮭は川で生まれて、成長すると海に出て、産卵のために川に戻る。マスは一生を川から出ない。
そんなイメージがありますが、海まで出るマスもいますので一概に言えないそうです。
イルカとクジラの差のように、厳密な違いはなくて、単に呼び名が違うだけのようです。。
マスでも、中には海に出る体質になるものもいたり、海に出ないままのものもあったりしてややこしいようです。
例えば、川で獲られるとヒメマス、海で獲られると紅鮭というように、取れた場所で名前が変わるものもあって、ややこしいようです。
一方で、カラフトマスは、川で採れても、海で採れてもカラフトマス。
鮭の身の赤さは?
餌となる甲殻類の色素によるものです。
マスは色が薄くて、鮭は色が赤いイメージがありますよね。
赤身が強いほど鮭独特の旨みが濃く、逆に赤身が薄いものは白身魚と同じで淡白です。