究極の親子丼(洋風)
ある忙しい昼休み、その日はお弁当を用意していなかったので、コンビニのお弁当を買って食べていたんです。
「究極の親子丼」と書いてあります。
どこが、どういう風に究極なんだろう・・・と考えたのがきっかけで、こんなレシピを作ってみました。
手間なのでオススメはできません。
でも、こういう料理の組み合わせもあるってことで載せておきますね。
卵は「1個分の黄身」だけ別に分けておきます。
ボールの中には「卵1個と、卵1個分の白身」が入っています。
卵1個分の黄身だけを別にすることで、とろとろの濃厚な黄身のソースを作るんです。
「卵1個と卵1個分の白身」が入ったボールのほうは、軽く混ぜます。
箸などで7~8往復して、このくらいに混ざった状態にします。
混ぜないことがコツです。
良く混ぜるとコシが無くなりますが、混ぜていない卵ならフワフワに仕上がるんです。
コンフィを作ったときに出る袋の底のコラーゲンを使いましょう。
上のほうに浮いている透明な部分は油なので、ほとんど捨ててしまって構いません。
底の部分の薄く茶色がかったコラーゲンの部分が味の決め手です。
冷たいフライパン(小さい親子鍋か、小さい親子鍋くらいの大きさのミニフライパンが良いです)に鶏肉のコンフィを入れて、火を入れて温めます。
フライパンで炒め物ができるくらいに温まってきたら、しょうゆ、みりん、コラーゲンを入れて軽く混ぜましょう。
すぐに沸騰するので、沸騰したら溶いた卵を回しかけ、さらに真ん中に最初に取り分けておいた卵黄を載せます。
火を止めてすぐに蓋をしましょう。
蓋をして1分待ちましょう。
これで親子丼の具材の完成です。
その間にピラフをどんぶりに盛っておきましょう。
ピラフの上に、親子丼の具材を盛って完成!
イタリアンパセリなどハーブを載せても良いですね。
真ん中のとろとろの半熟卵黄をソースにして食べると、とてもおいしいです。
トロトロ半熟卵黄のソース、ほぐれやすい食感でご飯とも混ざりあう鶏肉のコンフィ、コンフィに合う洋風の味付けのピラフ、これらの味を損なわずに、微妙に食べなれた和食テイストに調えるための醤油とみりん、隠し味にはコラーゲン、っていうメニューを考え付いて作った結果でした。
親子丼ではなくなってるけど、とても上品な味わいでおいしかったです。