和風フレンチ

イワシのパテ付けヴァプール

蒸す調理方法をフランス語でヴァプールと言いますが、蒸しただけのイワシでも美味しくできないかと日本のすり身団子のような味付けで作ってみました。

和風な味わいなので馴染みやすいと思います。

材料(4切れ分)

イワシ        5匹くらい

味噌         大さじ1杯

みりん        大さじ1杯

春菊         2本

すりおろしショウガ  小さじ2杯


ソースの材料

味噌         大さじ1杯

豆乳         大さじ1杯

しょうゆ       小さじ2杯


その他

あれば、柚子の皮をほんの少量使うと良い香りを加えることができます。

イワシのパテ付けヴァプールの作り方

イワシは内蔵を取って軽く洗い、3枚におろします。

(魚屋さんで3枚におろしてもらうと良いですよ)

イワシの半身を2つに切り分けます。

切り分けた半身のうち、尻尾のほうだけを、写真のように茶碗の内側に敷き詰めます。

(尻尾のほうだけ使います。腹の部分は後ですり身にします。)


茶碗の内側には薄く油を塗っておきましょう。

皮を茶碗の側に向けて隙間なく張り付けましょう。

春菊は、葉の部分だけを切り取って使います。

イワシの半身のうち、腹の部分は、ここでフードプロセッサーなどですり身にします。

一緒に、春菊、すりおろしショウガ、味噌、みりんも入れます。

塩も1つまみ見れましょう。

すり身にしたイワシを、先ほどのイワシの尻尾の部分を敷き詰めた茶碗に詰めます。


このまま30分くらい蒸しましょう。

(蒸し器が無い場合は、水を少し入れた鍋に入れて茹でるように作っても良いです。)

蒸し終わったら少し冷まして粗熱をとりましょう。


粗熱が取れたら、まな板などに茶碗を当ててひっくり返し、中身を取り出します。


このままの形で出してもいいですが、4等分に切り分けます。

和風ソースの作り方

味噌、豆乳、しょうゆを良く混ぜましょう。

その他

柚子の皮の黄色い部分だけを少しだけ切り取ります。


親指の詰めより少し大きい程度で充分です。

切り取った薄い部分を、針のように細く切りましょう。


僅かな量でも香りが強いので、細く小さくても良いのです。

お皿に盛ってソースをかけ、刻んだ柚子を乗せて完成!

切った柚子も添えています。