イワシのペペロンチーノ
ピエトロの絶望スパゲティ(絶望しててもペロリと食べちゃう美味しさ)っていうのが美味しそうだったので、真似して作ってみました。
これは美味しい。
材料(1人分)
スパゲティーの乾麺 100g
タマネギ 半分
ニンニク 2片
アンチョビソース 大さじ1杯(パスタ売り場にあります。アンチョビのみじん切りでも良いです。)
唐辛子 少々(辛さはお好みで調整してください)
オイルサーディン 2~3匹
パセリ 少々
オリーブオイル 大さじ3杯くらい
唐辛子は何でも良いですが、細かいパウダー状のものほど辛味が立ちます。
輪切りなど、粗く切ってある大き目のものほど香りが立ちます。
お好みで選んでください。
私は一味唐辛子を使いました。
ニンニクは細かいみじん切りにしておきましょう。
タマネギもみじん切りにします。
フライパンにオリーブオイルを流し、ニンニクを入れて弱火で暖めます。
1分くらい暖めると香りが出てくるので・・・
タマネギも入れ、唐辛子も振りかけて、弱火のまま炒め続けます。
弱火でじっくり炒めるのがコツです。
焦がさずに水分を飛ばして旨みを濃縮し、甘みを引き出すのです。
湯気が立っているのが水分が抜けている証拠です。
汗をかかせるように水気を出し水分を飛ばしましょう。
水分が充分抜けて、量が半分以下になったら・・・
アンチョビソースを入れて混ぜます。
良く混ぜたら火を止めます。
後で、この中にパスタを入れるので、このまま置いておきます。
鍋に多めのお湯を沸かし、沸騰したら塩を大さじ1杯くらい入れてパスタ麺も写真のように広げて入れます。(くっつかないように)
菜箸などで軽く混ぜて麺全体をお湯に入れます。
軽く混ぜ、パスタの袋に書いてある茹で時間を目安に麺を茹でましょう。
鍋には、少し隙間をあけて蓋をしましょう。
吹きこぼれるようなら、隙間が小さすぎます。
パスタを茹でている間に、オイルサーディンを切りましょう。
崩れやすいので気をつけてください。
写真左手前の部分のように、1匹は、飾り用に長めの状態にします。
パセリもみじん切りにします。
だいたい小さじ1杯分くらいの量で良いです。
先ほどタマネギを炒めたフライパンに、パスタの茹で汁を大さじ1杯入れます。
味をみて、薄いようなら塩コショウで調整しましょう。
(あれば、粉末のカツオダシも隠し味に使えます。)
茹でたパスタはザルなどに入れて、お湯をきります。
タマネギを炒めておいたフライパンにパスタの麺を入れ、強火で素早く混ぜ合わせます。
こういうオイルソースのパスタは、茹で汁を入れて素早く強火で混ぜるのがコツです。
そうすることでオイルと茹で汁が混ざり合い、オイルの味を感じやすくなるのです。
(水と油を混ぜ合わせる乳化というテクニックです)
お皿に盛り付けて、オイルサーディンをトッピングし、刻んだパセリを振りかけて完成!
残った食材はどうすれば!?
余ったパセリは、みじん切りにして、チューブ入りのおろしニンニクとバターを混ぜたら「エスカルゴバター」が作れます。
パセリのみじん切りお玉1杯くらいと、同じ量のバター、ニンニク大さじ1杯くらいでやってみてください。
バターに刻んだパセリとおろしニンニクを練り込み、ラップの上に平らに盛ります。
そのままラップで巻いて完成。
冷蔵庫で冷やしておきましょう。
ラップじゃなくて、保存容器の中で混ぜて作っても大丈夫です。
熱々の魚のムニエルなどに、少量だけ切り分けたエスカルゴバターを乗せるとこんな感じです。
この他に、アンチョビソースは、ほとんどのパスタの隠し味に使えます。
ニンニクもみじん切りにして炒めて使えば、いろんなパスタソースや、チャーハンや野菜炒めなど幅広く使えます。
オイルサーディンは、そのままおつまみにしても美味しいです。