パパアラワンカイーナ
(ジャガイモのチーズソース)
パパ(ジャガイモ)・ア・ラ・ワンカイーナ(ワンカヨ風)という名前のペルーの代表的な家庭料理です。
熱々の茹でたてジャガイモにチーズソースをかけていただきます。
一見、謎な名前の料理ですが、熱々のジャガイモにかけて食べるとおいしいですよ。
一般的なレシピを載せていますが、材料が少し手に入れにくいので、一番下に簡単アレンジレシピも載せています。
材料(2皿分)
ジャガイモ 2個
カッテージチーズ 100g
(またはリコッタチーズ)
イエローホットペッパー 大さじ半分
クラッカー 2枚
牛乳 カップ半分
カッテージチーズは牛乳と酢だけで作ることができます。
下のほうに作り方を載せています。
材料はどこで買えば?
ところでイエローホットペッパーなんてどこに売ってあるのでしょうか?
通販で買うほかは、首都圏なら下記のお店でも手に入ります。
五反田駅前のペルー領事館の隣にある「キョウダイ マーケット」で南米の食材や調理器具やお酒が買えます。
五反田駅前の洋服の青山が入っているビルの6階です。
通販もやってますよ。
アヒ アマリージョ(イエローホットペッパー)が買えました。
マスタードのように肉料理全般に使ってもよく合います。
パパアラワンカイーナの作り方
お湯を沸かしたら卵を15分くらい茹でます。
15分茹でたら流水で粗熱を取って殻を剥きましょう。
(急に冷やすと殻を剥きやすくなります。)
最後に料理に添えるので、スライスするか、櫛切りなどに切っておきましょう。
フレッシュチーズ(カッテージチーズかリコッタチーズ)、イエローホットペッパー、クラッカー、牛乳をフードプロセッサーで良く混ぜましょう。
これでチーズソースの完成です。
チーズやクラッカーにより硬さが異なると思いますので、牛乳を足して、流れるくらいの固さにしましょう。
ジャガイモは1cmくらいの厚さにスライスします。
お湯を沸かしたら、スライスしたジャガイモを入れて10分くらい茹でましょう。
茹でたて熱々のジャガイモにチーズソースをかけて茹で卵を添えて完成!
材料
牛乳 500ml
酢 大さじ2杯
鍋やフライパンで牛乳を60度に温めます。
熱いお茶を注いだ湯呑で、触ると熱くてすぐに手を放すくらいの温度です。
混ぜながらお酢を入れます。
60度くらいならば、すぐに固まって分離します。
キッチンペーパーを敷いたザルなどで漉します。
このときに出た水分は乳清(ホエー)と言って低脂肪、高たんぱくで優れた栄養価を持つものなので、捨てずに別の料理に使いましょう。
スープ料理を作るときにたくさん使うと良いです。
軽く絞ったらカッテージチーズの完成です。
材料
とろけるチーズ 100g
カイエンペッパー ひとつまみ
(粉末の唐辛子でも良いです)
牛乳 カップ半分
材料全てを鍋に入れて、弱火で溶けるまで混ぜます。
均一に混ざったら完成です。
茹でたてのジャガイモにかけて茹で卵を添えて完成!
アレンジ版との味の違いは?
イエローホットペッパーとカッテージチーズで作ったもののほうが、僅かながら、食べたことの無いおいしい風味がします。
とろけるチーズで作ったほうも味は似ていますが、食べなれた美味しい味という感じです。