ティラミス
2012/8/29
一番下にアレンジレシピを載せました
ティラミスは直訳で「私を上へ引っ張り上げて」、私を元気にしてという意味合いだそうです。
きっと、材料や料理とは全く関係ない名前がついてしまうくらい美味しかったんですね。
美味しいんですけど、以外と簡単に作れるのでチャレンジしてみませんか?
ティラミスの材料のひとつにエスプレッソコーヒーがあります。
コーヒーの種類もイタリアでは数多いですが、もともと、17世紀にトルコからコーヒー豆を持ち込んだのがヴェネツィア人だったそうです。
当時作られたカフェの中でも、サンマルコ広場のカフェ・フローリアンが現存する最古のカフェだそうです。
大航海時代でもサンマルコ広場はありますね。
サンマルコ広場・・・
見覚えが・・・
まさか・・・この人か!
材料(4人分)
マスカルポーネチーズ 250g
砂糖 大さじ2杯
卵 2個
ココアパウダー 少々
エスプレッソ 大さじ2杯分(濃い目のコーヒーでも)
ビスケット 4~5枚
ビスケットは、軽くエスプレッソコーヒーに浸しておきましょう。
卵は卵黄と卵白に分けておきます。
黄身2つは金属製のボールなどに入れて、砂糖を大さじ1杯いれ・・・
湯煎にかけながら粘りが出るまで混ぜましょう。
別のボールなどで砂糖大さじ1杯をいれて卵白を泡立てます。
泡になるまで激しく混ぜましょう。
フードプロセッサーで混ぜるのも楽ですね。
常温に戻しておいたマスカルポーネチーズと卵黄を混ぜます。
泡立てておいた卵白も加えて、ヘラなどでさっくりと混ぜます。
底にビスケットを敷き詰めて、その上から混ぜたチーズと卵の生地を流し込みます。
完成したら食べるぶんだけスプーンなどですくうらしいですが、私は綺麗に切り分け安いようにアルミホイルを敷いた型で作りました。
固まったらアルミホイルごと引っこ抜くのです。
食べるぶんだけ綺麗に切り分けるんです。
その上からココアパウダーをふりかけます。
ふるいを使ったほうが綺麗に均一にふりかけることができます。
そして、冷蔵庫で4時間くらい冷やして固めましょう。
お皿に持って完成!
ある日、ティラミスを作って持っていくという話になったんです。
それで、いざ作り始めてみたものの、その人の妹さんも本場仕込みのティラミスを作れる(しかもお店で)のを思い出しました。
これは、下手なものを出せない、アレンジしてみますよ。
材料 9人分くらい
(クリーム)
マスカルポーネチーズ 400g
チーズは室内に30分くらい放置して常温にしておきましょう
砂糖 大さじ6杯
卵黄 2個
生クリーム 200ml
(生地)
ホットケーキミックス 200g
卵 2個
牛乳 100ml
砂糖 大さじ3杯
(シロップ)
エスプレッソコーヒー 大さじ6杯
アマレット(アーモンドリキュール) 小さじ6杯
砂糖 大さじ1杯
(仕上げ)
ココアパウダー 適量
生クリームのコクがあり、しっとりとした食感で、カカオやコーヒー、アーモンドリキュールの香りの高いものを目指します。
切り分けやすいように硬めのレシピになっていますが、チーズの分量を減らすと、よりなめらかなティラミスにできると思います。
一番有名なアマレットのディサローノ・アマレットは製菓材料店でも良く見かけます。
バンホーテンのココアも有名どころですね。
市販のホットケーキミックスを使うと楽です。
ミニフライパンンや鍋などで、アマレットを弱火で温め、アルコールを飛ばしましょう。
砂糖とエスプレッソコーヒーも入れて良く混ぜます。
ボールに卵と牛乳を入れ・・・
ホットケーキミックスを入れて、泡だて器などで良く混ぜます。
四角い卵焼きフライパンに油を薄く塗って・・・
生地を3分の1くらい流し、弱火でじっくり3分くらい焼きます。
焦げ目がつかないように、かなり弱めの火にしましょう。
周囲が乾き始めて、気泡が空いたままになってきたら、大き目のヘラなどですくって裏返しましょう。
同じように3分くらい焼きましょう。
生地は半分にカットしておきましょう。
このように生地を3枚焼きます。
砂糖を加えた生クリームをよく泡立てたら、さらにマスカルポーネチーズと卵黄を入れて混ぜます。
砂糖は3回くらいに分けて混ぜましょう。
内側に油を塗ったパウンドケーキ型(卵焼き器の半分くらいの大きさ)に生地を敷きます。
シロップをを塗ります。
(多めのシロップを染みこませたほうが綺麗に作れますが、浸し過ぎて破れるといけないので、塗って作りました)
クリームを塗ります。
(お好み焼き用のヘラを使ってます)
その上から、同じように生地を敷いて、シロップを塗って、クリームを塗ったら、表面をおおむね平らにならして、ラップをかけて冷蔵庫で一晩冷やしましょう。
この型3つ分作りましょう。
よく冷やして固まったら、上からココアパウダーをふるいかけて完成です。
切り分けてもらいました。
ひとついただきま~す。